フランス旅行記9~大波小波の巻~
2011年 10月 20日
<六日目~大波小波~>
旅はまだ続くのだが、
Cさんは仕事の都合で帰らなければならない。
早くに起きて荷物の整理、チェックアウトの準備をする。
そう、残る私たちも移動するのである・・
私のメイン!シャルルビル・メジェールへ~♪
人形劇のフェスティバルを観に行くのだ!
この日を待っていたのだ!
この日の為に貯金をしたのだ!
人形劇の町で私だって豪遊するんだい。
さあ、まずは駅で切符を買って、町に着いたらすぐ人形劇のチケット買おう。
チケットはどんどん売り切れになるらしいから、少しでも早くに買っておかなくっちゃ。
あ、まずはCさんを見送るんだったね。
あ、それからHさんが荷物を送るのにクロネコさんのとこ行くんだったね。
あ、その前にチェックアウト。
「昨日のおじさん、受付にいたらヤダな~・・」
昨日一人、干しパンの件で注意を受けた友だちは、
チェックアウト時にまた何か言われるのではと怯えている・・。
「いや~、大丈夫だよ、前の日と次の日は人が違ってたよ、二日とも。」
「じゃ、大丈夫よね・・。」
ところが、エレベーターを降りたら、
「ゲッ!いる!・・あのおじさんだ!
おい・・誰よ・・人違うって言ったの・・」
睨む友人と目が合う。 はい、私です、めんご。
おじさんに恐る恐る声を掛け、
友だちは昨日の件について、ジェスチャーと日本語とカタコト英語で謝る。
「えっと、イエスタデイ、パンツ(ジェスチャー)、干して(ジェスチャー)、ソーリー(拝む)」
私たちも「パンツごめんなさい(ジェスチャー)」と謝る。
おじさんは少し眉をしかめ、あまり意味が伝わっていないようだが、
「?? No Problem(気にすることないさ)」と笑顔で返してくれる。
「よかった~」と安心する友だち。
ではチェックアウト。と思ったが、
パソコンを使っての手続きがスムーズに行かず、
おじさんが助っ人を呼ぶ。
「オーイ」
「アイヨ」 と返事をして、奥のドアから人が出てくる。
「あ!!」友だちが声を上げる。
私「どうした?」
友「違う、あの人だ!!!」
友だちがドアから出てきた人を指し、あの人が昨日のおじさんだと言う。
いやいやいや、そんな間違い・・
だってさっき「気にするな・・
!!!!!
まさか、まさか、まさか!!と目を疑う。
同じ、同じ顔が二つ!
あっちもこっちも同じ顔。
異様な速さで眼球を動かし二人を見比べる。同じだ!
うそ??双子~!?
友だちも困惑しつつも、今来たおじさんにまた急いで謝る。
「えっと、イエスタデイ、パンツ(ジェスチャー)、干して(ジェスチャー)、ソーリー(拝む)」
私たちはもはやどっちがどっちか分からなくなっているが、「パンツごめんなさい」と謝る。
今来たおじさんはすぐ察知し、
「oh! No Problem(気にすることないさ)」とさっき見たのと全く同じ笑顔で返してくれた。
安心とは別の感心した気持ちになる。
チェックアウトはそのおじさんのおかげでスムーズに終わり、
同じ顔で同じ動きで同じ声で
「bon voyage! (良い旅を!)」と言ってくれた。
ホテルを出て、「うっそみたいだね!」と興奮しつつも、
友だちは、昨日から注意を受けたことを本当に気にしていたので、
「良い旅を!」とまで言ってくれたことに感動して泣きそうになっていた。
Cさん「出国間際まで色々あるね!」
本当に。旅はドラマだね。
さあ、Cさんとは北駅:Gale du Nordでお別れ。
「気をつけて帰れよ~!北京!」
Cさんは豪遊の大荷物を抱えて帰国の途へ(まず北京)
一人だけど、ガンバレよ!乗り継ぎ!
さあ!そしてお待たせしました、私!
いよいよ私たちは人形劇の町、シャルルビル・メジェールへ旅立ちます☆
お、その前にHさんの荷物を送るのにクロネコさんのとこ行かなくちゃね。
地下鉄で乗り継いで、クロネコさんに行こう!
レッツラゴー!
ゴー!
ゴー・・・
「うっそみたい」なことは続くものだ。
このハイテンションは、数分後には奈落の底に落ちて、
私はこう言うのだ。
「あ・・財布がない・・」
バッキャロー!10につづく!!
旅はまだ続くのだが、
Cさんは仕事の都合で帰らなければならない。
早くに起きて荷物の整理、チェックアウトの準備をする。
そう、残る私たちも移動するのである・・
私のメイン!シャルルビル・メジェールへ~♪
人形劇のフェスティバルを観に行くのだ!
この日を待っていたのだ!
この日の為に貯金をしたのだ!
人形劇の町で私だって豪遊するんだい。
さあ、まずは駅で切符を買って、町に着いたらすぐ人形劇のチケット買おう。
チケットはどんどん売り切れになるらしいから、少しでも早くに買っておかなくっちゃ。
あ、まずはCさんを見送るんだったね。
あ、それからHさんが荷物を送るのにクロネコさんのとこ行くんだったね。
あ、その前にチェックアウト。
「昨日のおじさん、受付にいたらヤダな~・・」
昨日一人、干しパンの件で注意を受けた友だちは、
チェックアウト時にまた何か言われるのではと怯えている・・。
「いや~、大丈夫だよ、前の日と次の日は人が違ってたよ、二日とも。」
「じゃ、大丈夫よね・・。」
ところが、エレベーターを降りたら、
「ゲッ!いる!・・あのおじさんだ!
おい・・誰よ・・人違うって言ったの・・」
睨む友人と目が合う。 はい、私です、めんご。
おじさんに恐る恐る声を掛け、
友だちは昨日の件について、ジェスチャーと日本語とカタコト英語で謝る。
「えっと、イエスタデイ、パンツ(ジェスチャー)、干して(ジェスチャー)、ソーリー(拝む)」
私たちも「パンツごめんなさい(ジェスチャー)」と謝る。
おじさんは少し眉をしかめ、あまり意味が伝わっていないようだが、
「?? No Problem(気にすることないさ)」と笑顔で返してくれる。
「よかった~」と安心する友だち。
ではチェックアウト。と思ったが、
パソコンを使っての手続きがスムーズに行かず、
おじさんが助っ人を呼ぶ。
「オーイ」
「アイヨ」 と返事をして、奥のドアから人が出てくる。
「あ!!」友だちが声を上げる。
私「どうした?」
友「違う、あの人だ!!!」
友だちがドアから出てきた人を指し、あの人が昨日のおじさんだと言う。
いやいやいや、そんな間違い・・
だってさっき「気にするな・・
!!!!!
まさか、まさか、まさか!!と目を疑う。
同じ、同じ顔が二つ!
あっちもこっちも同じ顔。
異様な速さで眼球を動かし二人を見比べる。同じだ!
うそ??双子~!?
友だちも困惑しつつも、今来たおじさんにまた急いで謝る。
「えっと、イエスタデイ、パンツ(ジェスチャー)、干して(ジェスチャー)、ソーリー(拝む)」
私たちはもはやどっちがどっちか分からなくなっているが、「パンツごめんなさい」と謝る。
今来たおじさんはすぐ察知し、
「oh! No Problem(気にすることないさ)」とさっき見たのと全く同じ笑顔で返してくれた。
安心とは別の感心した気持ちになる。
チェックアウトはそのおじさんのおかげでスムーズに終わり、
同じ顔で同じ動きで同じ声で
「bon voyage! (良い旅を!)」と言ってくれた。
ホテルを出て、「うっそみたいだね!」と興奮しつつも、
友だちは、昨日から注意を受けたことを本当に気にしていたので、
「良い旅を!」とまで言ってくれたことに感動して泣きそうになっていた。
Cさん「出国間際まで色々あるね!」
本当に。旅はドラマだね。
さあ、Cさんとは北駅:Gale du Nordでお別れ。
「気をつけて帰れよ~!北京!」
Cさんは豪遊の大荷物を抱えて帰国の途へ(まず北京)
一人だけど、ガンバレよ!乗り継ぎ!
さあ!そしてお待たせしました、私!
いよいよ私たちは人形劇の町、シャルルビル・メジェールへ旅立ちます☆
お、その前にHさんの荷物を送るのにクロネコさんのとこ行かなくちゃね。
地下鉄で乗り継いで、クロネコさんに行こう!
レッツラゴー!
ゴー!
ゴー・・・
「うっそみたい」なことは続くものだ。
このハイテンションは、数分後には奈落の底に落ちて、
私はこう言うのだ。
「あ・・財布がない・・」
バッキャロー!10につづく!!
by ayajijo | 2011-10-20 01:00 | 旅