移動車
2012年 02月 20日
<先日の怖かったユメ>
人形劇の人と車で移動している。私は助手席にいる。
どこを走っているのか分からないのだが、
赤っぽい土の舗装されていない道路。
ふと外を見ると、
道路の両脇に大勢の人が並べられて横たわっている。
片手が上がったままの人やあごを突き出した人、
誰もが迷彩服を着ている。
様子を知るため、車は少しだけ近づく。
そこで私は目を見張る・・。
おかしい。
唇がおかしい。
皆一様に、唇が大きな花びらのようにめくれ上がっているのだ。
普通の唇の10倍くらいの大きさで。
何か奇病だろうか、
誰も動かない。
迷彩色の中、横たわった人の唇だけが鮮やかに赤い。
恐怖心が増してくる。
誰も生きてないのかも・・
運転席の人に声を掛けようとするが、
その人はただじっと前だけを向き、
黙って少しだけ開いていた窓を閉めた。
ふと、自分が息を止めていたことに気づいて、
ゆっくりと呼吸した。
人形劇の人と車で移動している。私は助手席にいる。
どこを走っているのか分からないのだが、
赤っぽい土の舗装されていない道路。
ふと外を見ると、
道路の両脇に大勢の人が並べられて横たわっている。
片手が上がったままの人やあごを突き出した人、
誰もが迷彩服を着ている。
様子を知るため、車は少しだけ近づく。
そこで私は目を見張る・・。
おかしい。
唇がおかしい。
皆一様に、唇が大きな花びらのようにめくれ上がっているのだ。
普通の唇の10倍くらいの大きさで。
何か奇病だろうか、
誰も動かない。
迷彩色の中、横たわった人の唇だけが鮮やかに赤い。
恐怖心が増してくる。
誰も生きてないのかも・・
運転席の人に声を掛けようとするが、
その人はただじっと前だけを向き、
黙って少しだけ開いていた窓を閉めた。
ふと、自分が息を止めていたことに気づいて、
ゆっくりと呼吸した。
by ayajijo | 2012-02-20 23:15 | ユメ