イタリア旅行記2〜目指せ空港の巻〜
2012年 05月 22日
人から一目置かれる人になりたいって思っているあなた。
私が人から一目置かれている者です。
「さすがだな。」ってよく言われてます。
しかも年上の兄から。
この大冒険を目の前にして寝坊をしちゃった旨を報告したところ、
「やっぱさすがお前だな。」と一目置かれてます。
一目も二目も三目も置かれすぎて、兄が見えません。
最近これは褒め言葉ではなく、呆れ言葉だと分かりました。
「置かれる」は、過ぎると「引かれる」になるので、
くれぐれもお気をつけて☆
〈旅行記2〉
あれ・・私、チケット入れました?
寝坊をして大急ぎで辿り着いた地下鉄の駅で、
恐ろしい不安がよぎる。
チケット(お客さま控え)
この紙を持っていればチケット代りになるという紙。
乗る飛行機の番号や時間などが記載されている。
パスポート、お金、地図、洗面用具、衣類、辞書ごっそり、
海外用充電器、通信機械、などなど、
これは必要というものは入れた。覚えている。
しかし、肝心のチケット(お客さま控え)・・?
この紙・・入れた記憶がない。
いやむしろ出した記憶がある。
必要書類を入れた封筒を念の為確認する。
ない!それだけが抜き取られている!
誰だ!?
私だ!!
私など私なのだから、
きっと無くしたり忘れたりするんじゃねーのって、
自分をよく知る私が私のために、
コピーを取っておこうって言ったんだ!
そこで自宅のプリンターに挟んで、
コピーしたのだった!えらい!
だから大丈夫、コピーはあるはず☆
ってそのコピー、
間違って名刺用の用紙に印刷してる!
これ、持っている間にバラバラになりそうな紙じゃん!
ダメだ。
お客さま控えの原本がいる。
そしてそれはプリンターに挟んだままだ!
本とバッカじゃねぇの?バッカじゃねぇの?
て散々自分を罵りながら、
スーツケース持って階段を登り、
一旦改札を出してもらう。
スーツケースが重過ぎるので、
持って帰るには厳しい…。
「こいつを見張っててくれ!」と駅員さんに頼むも当然却下。
持って走る!
走る!
ほぼ歩いてるんじゃないのって速度でとにかく走る!
肺が破れそう。
人生にも敗れそう。
何とか家に着く・・。
あ、何だか懐かしい。
もう私、充分旅をしたんじゃない?
布団はきっとまだ温かい。
だれかが「おかえり」って言ってくれたら泣いちゃう感じ。
「イタリアはどうだった?」
「うん、何か慌ただしい街だった。私疲れた、少し寝るね。」
とか言って、布団に入ってしまいそう。
フワッと茫然とするも、
現実に戻る。
プリンター!お客さま控え!
まさかのまさかって言うか、案の定っていうか、
ある!
野郎!お前が咥えていたのかって勢いでもぎ取って、
来た道をっていうか行く道を走る!
スーツケースをもはや転がさずに持って走る!
改札くぐって電車に乗る。
何本乗り過ごしたか定かじゃないけど、
とにかく京都駅に向かう。
そんで空港行きのリムジンバスに乗って、それから飛行機に乗るのだ!
レッツイタリアなのだ!
旅行記3に続く…
【現地時刻・5/21 22:55】
私が人から一目置かれている者です。
「さすがだな。」ってよく言われてます。
しかも年上の兄から。
この大冒険を目の前にして寝坊をしちゃった旨を報告したところ、
「やっぱさすがお前だな。」と一目置かれてます。
一目も二目も三目も置かれすぎて、兄が見えません。
最近これは褒め言葉ではなく、呆れ言葉だと分かりました。
「置かれる」は、過ぎると「引かれる」になるので、
くれぐれもお気をつけて☆
〈旅行記2〉
あれ・・私、チケット入れました?
寝坊をして大急ぎで辿り着いた地下鉄の駅で、
恐ろしい不安がよぎる。
チケット(お客さま控え)
この紙を持っていればチケット代りになるという紙。
乗る飛行機の番号や時間などが記載されている。
パスポート、お金、地図、洗面用具、衣類、辞書ごっそり、
海外用充電器、通信機械、などなど、
これは必要というものは入れた。覚えている。
しかし、肝心のチケット(お客さま控え)・・?
この紙・・入れた記憶がない。
いやむしろ出した記憶がある。
必要書類を入れた封筒を念の為確認する。
ない!それだけが抜き取られている!
誰だ!?
私だ!!
私など私なのだから、
きっと無くしたり忘れたりするんじゃねーのって、
自分をよく知る私が私のために、
コピーを取っておこうって言ったんだ!
そこで自宅のプリンターに挟んで、
コピーしたのだった!えらい!
だから大丈夫、コピーはあるはず☆
ってそのコピー、
間違って名刺用の用紙に印刷してる!
これ、持っている間にバラバラになりそうな紙じゃん!
ダメだ。
お客さま控えの原本がいる。
そしてそれはプリンターに挟んだままだ!
本とバッカじゃねぇの?バッカじゃねぇの?
て散々自分を罵りながら、
スーツケース持って階段を登り、
一旦改札を出してもらう。
スーツケースが重過ぎるので、
持って帰るには厳しい…。
「こいつを見張っててくれ!」と駅員さんに頼むも当然却下。
持って走る!
走る!
ほぼ歩いてるんじゃないのって速度でとにかく走る!
肺が破れそう。
人生にも敗れそう。
何とか家に着く・・。
あ、何だか懐かしい。
もう私、充分旅をしたんじゃない?
布団はきっとまだ温かい。
だれかが「おかえり」って言ってくれたら泣いちゃう感じ。
「イタリアはどうだった?」
「うん、何か慌ただしい街だった。私疲れた、少し寝るね。」
とか言って、布団に入ってしまいそう。
フワッと茫然とするも、
現実に戻る。
プリンター!お客さま控え!
まさかのまさかって言うか、案の定っていうか、
ある!
野郎!お前が咥えていたのかって勢いでもぎ取って、
来た道をっていうか行く道を走る!
スーツケースをもはや転がさずに持って走る!
改札くぐって電車に乗る。
何本乗り過ごしたか定かじゃないけど、
とにかく京都駅に向かう。
そんで空港行きのリムジンバスに乗って、それから飛行機に乗るのだ!
レッツイタリアなのだ!
旅行記3に続く…
【現地時刻・5/21 22:55】
by ayajijo | 2012-05-22 05:59 | 旅