さて、初のポルトガル公演inリスボンを無事終えた我々は、
次なる場所へ。(旅する人形劇団☆)

ポルトガルでの公演は全4ヶ所。
リスボン→エボラ→ポルト→カスカイス

というわけで続いて行くのは「Evora エヴォラ」
リスボンから東に130kmの場所にある人口57,000人くらいの街。
ユネスコの世界遺産にも歴史都市として登録されているとか。(ウィキペディアより)

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城壁に囲まれていて、建物はほぼ同色で統一されていて何だか落ち着く。

上演は古くから使われているという円形の劇場。
「Teatro garcia de resende」
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写真では分かりにくいけど、舞台が少し傾斜している。
舞台が少し前に斜めになることで、客席から見やすいのだそう。
それにしてもすごい!こんなところで人形劇が出来るなんて!
糸操り人形が出来るなんて!・・・?
ん?糸あやつり?
傾斜した舞台・・糸操り・・
およよ・・

ちょっと待って、
糸操り人形を傾斜した舞台でやると、どうなるの??

立ってる自分も斜めになって舞台も斜めになって、
そしたら人形はどうなるの??

すぐにはイメージがいかなくて、
普通に演劇とかしてるんだし、行けるんじゃないの?
って思ったけどそうはいかなかった。
なぜならばこれが糸操り人形だからだ。

舞台は斜めになっても上で操る板は水平のままで、
上から吊り下げられた人形は少し斜め前に行くので、
つまりは人形は舞台の前のほうに行ってしまって、
奥(操る人側)をうまく使えなくなるということになる・・(説明ヘタ!)

何を言いたいかというと、
「とにかくやりにくいネ☆」ってことで、
せっかくの斜めですけど平にはならないでしょうか・・?ってなって、
そこで頼りの我らがジョアオ氏登場!

そしてさすがジョアオ氏。
斜めになった舞台の前足にベニヤを数枚挟み込み、
下の舞台にドリルでガシガシボルトを打ち込み、
ものの見事に私たちを真っ当な真っ平にしてくれたのでした。

グッジョブ!ジョアオ!(恋人子どもあり)

おかげ様で平和に平行に平安な平成の人形劇を公演できました☆

<写真上>エヴォラの町並み
<写真下>
上左:今回の人形劇公演のため作ってくれたポスター(日本の日の丸と、エヴォラの城壁)目にも見えるね。
上右:劇場の客席
下:斜め下がりの舞台で斜め上を見る親方
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by ayajijo | 2014-06-24 17:25 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

(書きかけで放置してました・・)

えっと・・・私・・
昨年ポーランドに行ってきま、あ、違うわ、
ポリネシア…でもなくて、
ポスフール…? え?
ポ、ポ、ポの国…

あ、ポルトガル!
ポルトガルでした!私、ポルトガルに行ってきたのでした。

時々「ブログ楽しみにしてます☆」って言っていただくものの、
集中してパソコンに向かうことがなかなか・・というか、
パソコンがない・・というか、
いや持っているんだけど繋がってないというか・・

もう全部忘れてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、そこは大丈夫!

最新技術を施して、私は記憶を冷凍保存することに成功したのです。
えっと、確か自宅の冷凍庫にその記憶を…
えっと、確かイカの隣に…
あ!記憶が冷凍焼けしてる!それにイカ臭い!

というわけで、記憶は曖昧な上、若干イカ臭い胡散臭いブログですが、
このところ少し生活を改めましたので、ブログも改めて、また再開したいと思います。

では、ポルトガル旅行の続きです〜。

ポルトガルでの本来の目的は人形劇の公演。
私はこの異国のポに、お荷物になる為にきたのではないのだ~。
人形劇をしに来たのだ~!(※あと若干のいい男探し←余計)

さていよいよリスボン、マリオネットミュージアムでの公演☆

まずは舞台設営から。

今回、スタッフとして二カ所の公演に同行していただいたジョアオさんは、
彼自身も人形劇やパフォーマンスをしているそうで、公演のキーマンとなる絶品絶妙の存在!
我々の意図を汲み取ってくれての行動、気遣いがもうとにかく素晴らしい!
言葉の通じない私たちにも常に笑顔とウィンクで応えてくれる。(※彼女あり)

みのむしの上演作品は、
『獅子舞』
『乗り遅れた男』
『舌切りスズメ』の3本。
内二つは親方一人の操演で、舌切りスズメに私は出演させてもらいます!

今回の上演、
出来れば「舌切りスズメ」は人形を遣う我々はお客さんに見えない状態にしたい。
しかし他の小作品については人形遣いが見えていた方がいい。

日本でそれは可能だけれど、ここはポルトガル。
舞台装置も最低限しか持ってきていないし、道具もないし、難しいよね~なんて思っていたら!

この希望にジョアオ氏は、ポールを組み立て布を張り、布に糸を縫い込み、
端の糸を引くと布が上がり、糸を降ろすと布が下がるという仕組みを、短時間でテキパキと作ってくれたでした!オオマイジョアオ!(※子どもあり)

日本での通常公演とほぼ同じような状態で、
初の糸あやつり人形劇団みのむしinリスボンが幕を開ける。

会場は満席・・ドキドキする中思う・・
日本の糸操り人形はこの異国の地でどう映るのだろう・・
「舌切りスズメ」に初参加の私は、失敗なく出来るのだろうか・・
でもドキドキより勝つワクワク☆
「舌切りスズメ」のお話は、日本のお化けが沢山出てくる。
それだけでも面白いと思うし、みのむしの仕掛けたっぷりの糸操り人形はきっと皆楽しんでくれるはず!

そんな確信もありつつ、
日本語のセリフの合間に所々挟んだ我々の拙いポルトガル語に、皆が笑ってる!
スズメのチュン子がポルトガル語で数字を数えただけで、皆が拍手をして笑ってる!
何か嬉しい・・楽しい!

そして無事公演は終わり、舞台の前に出てみると、パチパチ鳴り止まぬ拍手&ピーピー指笛。
…ああ、これが噂のスタンディングオベーションってやつ。

みのむしの人形劇にポルトガルの皆が喜んでいる!
すごいや~!

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大きな拍手に包まれて、
嬉しいというか、私はこの場にこうしていることが出来たことに、
鼻がツンとなったのでした。
(臭ったわけじゃないよ、感動ね。)
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by ayajijo | 2014-06-21 13:28 | 旅〜ポの国〜 | Comments(2)

私ももういい歳だし、
親にも早くマゴでも見せてあげたいな。
タマゴのパフォーマンスなら見せてあげられるんだけど。

でもそれにはまず相手が…

って思ってたら、王子様…いた…あなたが…?

稽古場の最寄りにあったレストラン。

食事をしていたら一人のおじいさんがいきなり親方に名刺を。
ポルトガル語だからよく分からないけど、
ガスのご用命は俺に言えって感じの紙らしい。

は…はあ…って親方も一応受け取るもちょっと戸惑い…

するとそこに、
「あなたたちの食事の席に、俺の叔父が失礼致しました。」って、
恐らくさっきのおじいさんの甥っ子さんが我らの席に。
彼は英語が話せるようだ。

彼は沖縄に行ったことがあるらしく、少しだけ日本語を披露して見せた。
とても気さくな感じの男性である。
ポルトガル人は人懐こいと聞いたことがあるが、彼が正にそんな感じ。
人懐こい顔で話しかけてくる。

そしてふと彼、私をじっと見つめ言う。
「oh..what your name?」

あ、アヤコです。

彼「oh..ayako. ayako…oh,your beautiful !」

!☆▲◼︎¥!?

この世に生を受けて、未だかつてこんな言葉を投げかけられたことがあったろうか…
んんん…無い!
考える間もなく無い!
恋やビューティな世界とは無縁仏となっていたこの私に!?

彼はその後も続ける。
「ohh.beautiful..」

ああ神様ザビエル様、彼だったのかしら。
そうね、世の中には運命ってあるのかもしれない。
私をあの世から引き戻したのもこんな運命が待ってたからじゃないかしら。

あなたが…私の…おうじ…さま?

私の心の問いに応えるように彼は満面の笑顔で私を見つめた。
少年のような眼差しで。
白い歯を輝かせながら…

輝…あ…

白い歯…

4本しかない…

私の王子様、歯が少なめ。空間多め。
もしかして乳歯が抜けたところかしら。
その4本は大人の歯が生えてきたのね。おめでとう!

あ!大変!
大事な歯の1本が抜けて飛んできたわ!

って思ったら米粒…
王子様、喋るたびに口から米粒が、愛の言葉と同じ数だけ飛んでくる…

それでも私の王子様☆

私の手を取って口付けしてくれたの。
私も彼の愛を確認したくて、手に米粒が付いてないかを見たわ。

その後も王子様は背後から私への愛の言葉と米粒を投げかけてくれて、
しまいには強めのお酒までご馳走してくれて、
彼の名前と連絡先の書かれたガス会社の名刺を私にくれたの。

ガス会社で受付をしている自分をしばし想像してみる…
横にはあなたが…
そしてそこにいるおじいさんもきっといる…



でもね王子様、
私にはまだまだやらなくてはならないことがあるの。
ここに残ることは出来ないわ。
きっとまたいつか、ポルトガルのどこかで会いましょうね。
運命ならまた出会えるはずよ。

その頃には多分あなたの歯も生え揃っているハズ…
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by ayajijo | 2013-11-25 07:43 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

リスボンでの人形劇公演の前に、2日間は猛稽古!(&ちょっと観光)

出立の少し前までみのむしのお二人は東北支援公演にも行っていたので、
私も飛行機の中で若干あの世に行っていたので、
再度色々感覚を確認しながらの稽古。

《稽古は劇場ではなく、別会場をお借りしました》
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ここは数名のアーティストやパフォーマーの方がシェアしている場所だそう。
皆でお酒を飲んだりしながらのパフォーマンスイベントなどもしてるんだって。いいね☆

と稽古の前に、昼食タイム、イエーイ!
何とこの日!ひょんな流れから昼食を作って食べることに!
おおおお大冒険!

一体この稽古会場にはどんな調理器具があるのか?
どんな調味料が揃っているのか?
海外の台所ってどんな感じなのか?
そしてまず海外の食材って??

と色々分からないことだらけの中だけど、
私たちはこれを「サバイバル」と呼び真っ正面から挑んだ!
(正確には私は奥方の周りをウロウロした!)

《まずは市場に買い出し》
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この写真右下の黒い魚が本当に恐ろしい形相で、見ると自分の全身に鳥肌が立つのが面白くて何度も見に行った。

《料理という名のサバイバル!》
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{本日のメニュウ}
・魚のソテー
・あん肝の味噌汁
・サラダ(切り盛りした私の一品)
・洋梨

この後どの場所でも痛感するのだが、包丁がとにかく切れない!
皆どうやって料理してるの?ってくらい切れない!
で、奥方は魚と悪戦苦闘しながらもこれだけのメニュウ。しかも超ウマシ☆☆☆
(この日より奥方を料理時間、シェフと呼ぶ。)

海外にしばらく滞在して一度料理とかしてみたいな〜って思ってたけど、
基本の腕前が私にはないので、奥方の手さばき、包丁は役立たずなので本当に手さばきを見て、
あ〜私もシェフに…いやその前に主婦になりたい!って思ったのでした。

で、その後は
《舞台を組んでの稽古》
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これだけの機材を荷物4つ手持ちでまとめるのだから、やっぱみのむしすげえ!!
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by ayajijo | 2013-11-25 06:52 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

お待たせしました!
こっからがポの国っ記の始まり。
それ以前のことはポの国っ記0として、ひとまずなかったことにしましょう!

さて、ポルトガルでの大まかなスケジュールは、

1.リスボン(Lisboa)での公演&人形作りワークショップ
2.エヴォラ(Evora)での公演&人形作りワークショップ
3.ポルト(Porto)での公演
4.カスカイス(Cascais)での公演&人形作りワークショップ

こんな流れとなります。
ポルトガルのことはあまりというにはあまりにも知らなかったのですが、
少しずつポルトガっていきたいなと思います。

《まずはアパート周辺を散策☆》
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坂の多い街。空の青と白い建物がいい。

《昼食》
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〈ポルトガル風ポトフ〉美味しかった〜で、昼間っからワイン飲む♪
あ、鳩は食べてないよ!

《そしてリスボン公演の会場【museu da marioneta】の下見》
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この会場で人形劇をします!
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by ayajijo | 2013-11-22 21:48 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

リスボン到着〜!

飛行機から車イスで移動の私は、あまりの手持ち無沙汰にキョロキョロ。
荷物受け取り場で降ろしてもらい、
車イスを押してくれたポルトガル男性に初のポルトガル語を使ってみる。

「オブリガーダ!」(覚えたてホヤホヤ)

そしたら「ありがとう」って返してくれた。おお!

…でこの後!
みのむしの荷物が待てど暮らせど出てこない…
これが出てこないと大変!!ポルトガルで観光しかできない!

しばし待ってみるも、
空港に迎えに来てくれる人がもう待っているかもしれないので、
私はひと足先に外に出て座らせてもらいつつ、皆が揃うのを待つ…

この間、中のみのむしは大変だったらしく、
荷物がどこにも無い〜!聞いても分からない〜!って大慌てだったという。

でも実はルフトハンザ航空の配慮で、
荷物を重要品で別扱いしてくれていたらしく、他の出口から出てきたって。
ああよかったよかった〜。

お迎えの方を待つ中、
親方が「お腹空いたやろ?」と、これを買って来て下さった。
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でかっ!
甘っっ!!
重っっっ!!!

私普段はそんなに甘いものいっぱい食べられないのだけど、
何故かこの時は体が糖分を欲していたようで、ほぼペロリした。
親方は機内食も食べてたけど、自分の分も買ってて完ペロリしてた。

そうこうしてたら、この後沢山お世話になる、
リスボン在住の日本人女性【ベニコさん】とポルトガル男性【Joaoさん】が空港に迎えに来てくれた!
そしてリスボンで寝泊まりするアパートへ移動するのでした。
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あ〜やっと着いたね。
無事!!



無事って言っていいのか分からないけど…

さあ!この後からは怒涛のポルトガル人形劇公演に突入!
これがメイン!
写真満載でどっどどどどうと行きましょう。
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by ayajijo | 2013-11-22 15:07 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

毎回のことながら、旅日記なのになかなか現地に着かない…

実際の私はただいま帰国!
でも旅日記の私は未だ行きの飛行機の床に寝ております。
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何で倒れたかって、私も分からないんだけど、
多分この日までの寝不足と酔いと空腹と、あと気圧とか何かそういうのが原因で、とにかく極度の貧血になったのかな。
やっぱね、人は土から離れては生きられないのよ。
でも復活したから、鳥と共に春を歌おうっと!

…で続きまして、
目の青いお医者さんに血圧を測ってもらった私は半身を起こし、目と舌の検査。

次にお医者さんが人差し指を立てる。
「Look Look!」

これは指を目で追うってやつだったんだけど、
私その指見て「ワン」って言ってた…

そのまま人差し指は私の目の前を左右に移動して、
微妙な空気流れる。
隣で親方笑ってるし…

で、一応起き上がって移動しようってなって、
また屈強男性2人に
「slow slow」って言われながらゆっくりと起きて移動して、
椅子を3席も使用させてもらって横になる。
足元の席に親方が座って下さり、
何か変な感じで機内食を食べてもらう。

この間奥方はふと目覚めて私たちがいないことに気づいた後、
あらゆる妄想を膨らませていたそうです(笑)
(『KI☆ZE☆TSUコンサート2013』については、親方・奥方・私のそれぞれの目線が面白い)

私はもう反省と戸惑いで横になるけどなかなか眠れず、
何度も[着いたのに私だけ寝ている!]という焦りで目を覚ます中、
時々先ほどのお医者さんや客室乗務員の方が心配して様子を見に来てくれた。

ああ、私…何やってんだろ…

と思ってる内にリスボンに着陸!

お医者さんが最後に私を見に来てくれて、
親方と堅い握手をして去って行った。
ありがとうドクター!
お名前も国籍も既婚者かも分かりませんでしたが、
あなたは素晴らしいドクターだ☆ボンボヤージュ!

機内の乗客が皆降りて、
私も荷物が上に乗っているので降ろさなきゃって席に戻ろうとしたら、
若い屈強な男性に後ろからガシッと脇を抱えられ、
ちょっと足が空を切る感じでバタバタっとなって、
「No no no. slow slow」って言われてる間に親方と奥方が私の荷物を持ってくれてて、
ああ、すいません、って飛行機降りようとしたら、何と車イスが用意されていて、
乗りなさい乗りなさいってなってリスボンの空港職員の方に出口まで押していただくという…

もう…何という…

ああ、でもみのむしと一緒でよかった!
これもし私一人だったら、
謎の身元不明の東洋人として中国辺りに送られてたかもしれない!…そりゃないか?

本当に皆さんありがとうございました!
皆さんがとても優しくて、安心できました。
出来れば再度お会いして御礼を言いたいのですが、
朦朧とした頭には目の青い外国人としか残っておらず、申し訳ないです。

皆に幸あれ!

あ、まだ旅はスタートしたばかり!

にしても、初のポの国に車イスで降り立つという…
まさかのポの国スタートとなったのでした…。

チーン…
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by ayajijo | 2013-11-22 12:10 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

デビュー曲、心を込めて歌います!

『KI☆ZE☆TSU』

観客3名、オールスタンディングオール外国人。

私の熱狂的ファンの3名は私を熱い眼差しで見つめるの。
(内訳:屈強な中年男性、若い男性、若い女性)
青い目で。

…歌の後はファン交流の時間よ。
皆の質問に、今日は何でも答えちゃいま〜す!
でも恋の質問だけはタブーよ(ウィンク☆)

男「Are you OK?」

私「ええ、皆のおかげで私はいつだって元気よ!」

男「Chinese?」

私「ううん、私はいつだって日本人よ!」

男「Do you have family?」

私「家族はいるわ。皆が私の家族かな、てへ。あ、でも今日はみのむしと一緒に旅行なの。」

男「How old are you?」

私「私は皆のアイドル。永遠の三十路よ!」

3名の中の一人若い男性が席を立った。

んもう、中年男性ばかり質問するから〜。
この後も中年男性ったら私の足を抱えて私を独り占めするの。
もう困っちゃう。

あ!ここで遅ればせながらザビエル登場!
ちょっとザビエル〜お助け遅い〜。

…って、
…あ、す、すいません!

ザビエルじゃない!お、親方でした。
若い男性に導かれて、親方が連れられてきた。

虚ろな目で、床に寝転んで屈強中年男性に足を持ち上げられている私を見て、
親方ももうビックリおったまげ。

私も言っちゃう。
「ああ、親方、すいません…ちょっと私…KI☆ZE☆TSU ?」

…で、この後屈強中年男性、親方に質問攻め。

・・実はこの方、
なんとお医者さんだったようで、
ドラマや映画のような「機内にお医者様はいませんか〜?」みたいなことがどうやらあったようで、
普通に乗客の方だった模様。(ちなみに独身ではなさそうだった。)

そしてお医者さん、親方に尋ねる。
あなたは英語は出来るのか?
何処から来たんだ、何処へ行くんだ?
いつから彼女は具合悪いんだ?
…みたいなこと聞いてる。

親方、必死に英語で答えて下さっている。
ありがとうございます(涙)

彼女は日本ではどんな様子だった?
みたいな質問にも親方必死に英語で答えて下さっている。

「ウィーアーパペッティア!」

ああ、親方…(涙)
あ、親方、人形を操る動作までして下さっている。
お医者さん微妙に戸惑っている。

あ…ありがとうございます(涙々)

そして本当にごめんなさい!
皆さん…迷惑かけてごめんなさい。
驚かせてしまってごめんなさい。
親方のことザビエルに例えたりしてごめんなさい。

デビューしたばかりですが、この不届き者!
今日限りで、アイドル引退します!

引退記念にファンサービスで、屈強中年男性(お医者さん)と血圧測定☆
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by ayajijo | 2013-11-21 03:45 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

「助けてザビエル〜!」

…遅っそいなぁザビエル…

では、彼待ちの間、今回の旅の皆さんを紹介しましょう!

〈糸あやつり人形劇団みのむし〉
親方:みのむし代表。(外国人顔のヒゲメン)
奥方:親方の奥さま。
そして私、計3名。
(途中現地で色んな方と合流しますがそれはまた後ほど☆)

実は過去の私の旅行は波乱続きで(ほぼ私の不注意)
フランスではスリに遭い
中国ではボッタクリに遭い
イタリアでは電車に閉じ込められ…ううう…

まぁでも今回はみのむしと一緒だから安心だもんね〜!
「今回はブログネタないんちゃう?」なんて親方も言っちゃう余裕。
「ないっすよ、余裕っすよ、お尻ペンペンっすよ。」って私も言うし、
先ほど飛行機で若干酔いましたけど、すこぶる回復しましたしっつってね♪

で、前回の続き・・

…あれ?私何してたっけ?

えっと、そうそう、
私はトイレを探してたのでした。
リスボンへの乗り継ぎ飛行機に乗って、んでトイレを探して、
で見当たらなくって、

…で、奥にあるカーテンを開けて…





…で?

ここで遂に魔物現る!
それは誰も予想だにしない…
私はもちろんザビエルも…

(え…?)

(あなたたち誰?)

目の前に屈強な男二人が立ちはだかっている。

(ふぬぬ!お前たちが魔物か!?)

屈強男二人(恐らく魔物)、何かを重そうに抱えている。
(私を攻撃する為の大木かもしれぬ。)
何ですかそれ、重そうですね、よかったらお持ちしましょうか?って思ったら、

…大木?…あ、それ私の足だ。

ん?どういうこと??

…ふと背筋に寒気が走る…

って思ったら、おや?背中が床。
鉄板の床だ。

ど、どうなってんの??



魔物「Oh!Are you ok?」(みたいなことを言ってる)







…で、ようやく、私、状況を把握した。

何と私…

クラッとなってバタンってなってたらしい…



えっとほら、何ていうの?

KI☆ZE☆TSU…?

んと、アイドルの歌とかになかったっけ?
…ないか。

あ〜やだ〜…信じらんない〜…
…うそ…
うそでしょ、うそでしょ、うそって言って!

Oh my Javier!(ああ、私のザビエル!)

魔物は我の中にあり!




もうね、朦朧とした意識の中で、ただひたすらにザビエルを待つ…
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by ayajijo | 2013-11-20 10:35 | 旅〜ポの国〜 | Comments(2)

フランクフルトから乗り継いで、次はいよいよポルトガル、リスボンに向かいます。

先ほど機内でいただいた食事は、形を変える形で機内にお返ししてしまったので、
若干の空腹…
ああ、あっさりソーメンかそば食べたい…
っておい、これから3週間はこってり海外生活だぞ、さっぱり忘れろ日本食!
うう、でも軽いもの食べたいな。
とりあえずフランクフルト空港内には、巨大サンドウィッチや巨大プレッツェルが並ぶ。
お、重い…でも空腹…

あ、また飛行機に乗ったらすぐ機内食が出るんだよね、
…そういえば前イタリアへの飛行機で食べた機内食美味しかったな〜
ピクルスのサラダ。あんなのがまた出たらうれしいな、
でも国が違うからまた違うのかもしれないな、
乗り継ぎで2時間くらいの飛行機だからきっと軽いものだろうし、
それはそれで楽しみだな〜、
お腹空いたけど今は我慢して、アイスくらいにしておこうっと!
で、アイスを買ってペロペロ&サッパリ☆

乗り換えまでの待ち時間が結構長くて、
乗り場もよく分からないしあっち行ったりこっち行ったりで、
4時間くらい待つ。

チケットに書いてあった乗り場が変更されて、ギリギリになって掲示板に出ていて、
「あ、違う!こっちです!」とか言ってちょっと走ったりして、
無事ポルトガル号に乗り込む。
前の旅の時の乗り継ぎ、フランクフルト→イタリアもこんな感じだった。
ってことはきっと毎回こんな感じなのかな。

お待たせしました。それでは機内へ。
席は横3:3のあまり大きくはない飛行機。

私は念の為トイレに行きやすい通路側にしてもらう。
あ、念の為にトイレ行っとこうっと。

トイレどっちかな。

座席後方部では客室乗務員の人たちが食事の準備をしている。
後ろじゃないな。
前方部通路はカーテンが引かれ、その向こうはビジネスクラスだったように思う。

その手前にトイレはなさそうだ。
ということはカーテンの向こうだろうか。
取りあえず行ってみよう。

隣の親方と奥方は眠っているようなでそうっと行こう。
…で、立ち上がる。



…飛行機揺れてるね。

揺れながら前に進みカーテンの前に立つ。
カーテンの向こうってビジネスクラス…?

束の間開けるのをためらい立ち止まる。

ビジネスクラスに入ったら怒られるのかな。
結構飛行機揺れてる。
早く念の為のトイレ行かなくちゃ。
いいや、カーテン開けちゃえ。

シャッ(カーテン音)

あ、やっぱビジネスクラスだ、トイレない、
いいな席広いな。
あ、更に向こうにカーテンがある、この向こうなのかな、
でもこの向こうってもう機長室とかじゃないの?
機長室入ったら怒られるのかな。
ああ飛行機揺れてる。
揺れてる。



あれ、私が揺れてんのかな。

トイレどこ?ここ?

カーテン開ける、
カーテン、
開けて、
カーテン、
アケ…


そして…!

ポルトガル到着前にして最大の魔物現る!
現るっつーか…
いや、私が魔物っつーか…
なんつーか…



ああ!早く助けてってばザビエル〜!!(涙)
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by ayajijo | 2013-11-17 04:38 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)