さて、初のポルトガル公演inリスボンを無事終えた我々は、
次なる場所へ。(旅する人形劇団☆)

ポルトガルでの公演は全4ヶ所。
リスボン→エボラ→ポルト→カスカイス

というわけで続いて行くのは「Evora エヴォラ」
リスボンから東に130kmの場所にある人口57,000人くらいの街。
ユネスコの世界遺産にも歴史都市として登録されているとか。(ウィキペディアより)

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城壁に囲まれていて、建物はほぼ同色で統一されていて何だか落ち着く。

上演は古くから使われているという円形の劇場。
「Teatro garcia de resende」
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写真では分かりにくいけど、舞台が少し傾斜している。
舞台が少し前に斜めになることで、客席から見やすいのだそう。
それにしてもすごい!こんなところで人形劇が出来るなんて!
糸操り人形が出来るなんて!・・・?
ん?糸あやつり?
傾斜した舞台・・糸操り・・
およよ・・

ちょっと待って、
糸操り人形を傾斜した舞台でやると、どうなるの??

立ってる自分も斜めになって舞台も斜めになって、
そしたら人形はどうなるの??

すぐにはイメージがいかなくて、
普通に演劇とかしてるんだし、行けるんじゃないの?
って思ったけどそうはいかなかった。
なぜならばこれが糸操り人形だからだ。

舞台は斜めになっても上で操る板は水平のままで、
上から吊り下げられた人形は少し斜め前に行くので、
つまりは人形は舞台の前のほうに行ってしまって、
奥(操る人側)をうまく使えなくなるということになる・・(説明ヘタ!)

何を言いたいかというと、
「とにかくやりにくいネ☆」ってことで、
せっかくの斜めですけど平にはならないでしょうか・・?ってなって、
そこで頼りの我らがジョアオ氏登場!

そしてさすがジョアオ氏。
斜めになった舞台の前足にベニヤを数枚挟み込み、
下の舞台にドリルでガシガシボルトを打ち込み、
ものの見事に私たちを真っ当な真っ平にしてくれたのでした。

グッジョブ!ジョアオ!(恋人子どもあり)

おかげ様で平和に平行に平安な平成の人形劇を公演できました☆

<写真上>エヴォラの町並み
<写真下>
上左:今回の人形劇公演のため作ってくれたポスター(日本の日の丸と、エヴォラの城壁)目にも見えるね。
上右:劇場の客席
下:斜め下がりの舞台で斜め上を見る親方
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by ayajijo | 2014-06-24 17:25 | 旅〜ポの国〜 | Comments(0)

(書きかけで放置してました・・)

えっと・・・私・・
昨年ポーランドに行ってきま、あ、違うわ、
ポリネシア…でもなくて、
ポスフール…? え?
ポ、ポ、ポの国…

あ、ポルトガル!
ポルトガルでした!私、ポルトガルに行ってきたのでした。

時々「ブログ楽しみにしてます☆」って言っていただくものの、
集中してパソコンに向かうことがなかなか・・というか、
パソコンがない・・というか、
いや持っているんだけど繋がってないというか・・

もう全部忘れてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、そこは大丈夫!

最新技術を施して、私は記憶を冷凍保存することに成功したのです。
えっと、確か自宅の冷凍庫にその記憶を…
えっと、確かイカの隣に…
あ!記憶が冷凍焼けしてる!それにイカ臭い!

というわけで、記憶は曖昧な上、若干イカ臭い胡散臭いブログですが、
このところ少し生活を改めましたので、ブログも改めて、また再開したいと思います。

では、ポルトガル旅行の続きです〜。

ポルトガルでの本来の目的は人形劇の公演。
私はこの異国のポに、お荷物になる為にきたのではないのだ~。
人形劇をしに来たのだ~!(※あと若干のいい男探し←余計)

さていよいよリスボン、マリオネットミュージアムでの公演☆

まずは舞台設営から。

今回、スタッフとして二カ所の公演に同行していただいたジョアオさんは、
彼自身も人形劇やパフォーマンスをしているそうで、公演のキーマンとなる絶品絶妙の存在!
我々の意図を汲み取ってくれての行動、気遣いがもうとにかく素晴らしい!
言葉の通じない私たちにも常に笑顔とウィンクで応えてくれる。(※彼女あり)

みのむしの上演作品は、
『獅子舞』
『乗り遅れた男』
『舌切りスズメ』の3本。
内二つは親方一人の操演で、舌切りスズメに私は出演させてもらいます!

今回の上演、
出来れば「舌切りスズメ」は人形を遣う我々はお客さんに見えない状態にしたい。
しかし他の小作品については人形遣いが見えていた方がいい。

日本でそれは可能だけれど、ここはポルトガル。
舞台装置も最低限しか持ってきていないし、道具もないし、難しいよね~なんて思っていたら!

この希望にジョアオ氏は、ポールを組み立て布を張り、布に糸を縫い込み、
端の糸を引くと布が上がり、糸を降ろすと布が下がるという仕組みを、短時間でテキパキと作ってくれたでした!オオマイジョアオ!(※子どもあり)

日本での通常公演とほぼ同じような状態で、
初の糸あやつり人形劇団みのむしinリスボンが幕を開ける。

会場は満席・・ドキドキする中思う・・
日本の糸操り人形はこの異国の地でどう映るのだろう・・
「舌切りスズメ」に初参加の私は、失敗なく出来るのだろうか・・
でもドキドキより勝つワクワク☆
「舌切りスズメ」のお話は、日本のお化けが沢山出てくる。
それだけでも面白いと思うし、みのむしの仕掛けたっぷりの糸操り人形はきっと皆楽しんでくれるはず!

そんな確信もありつつ、
日本語のセリフの合間に所々挟んだ我々の拙いポルトガル語に、皆が笑ってる!
スズメのチュン子がポルトガル語で数字を数えただけで、皆が拍手をして笑ってる!
何か嬉しい・・楽しい!

そして無事公演は終わり、舞台の前に出てみると、パチパチ鳴り止まぬ拍手&ピーピー指笛。
…ああ、これが噂のスタンディングオベーションってやつ。

みのむしの人形劇にポルトガルの皆が喜んでいる!
すごいや~!

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大きな拍手に包まれて、
嬉しいというか、私はこの場にこうしていることが出来たことに、
鼻がツンとなったのでした。
(臭ったわけじゃないよ、感動ね。)
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by ayajijo | 2014-06-21 13:28 | 旅〜ポの国〜 | Comments(2)