今回のメンバーは、
いつもお世話になってます☆親方夫妻(糸あやつり人形劇団みのむし
以前にも韓国、ポルトガルなど一緒に行かせてもらっていて、
ポルトガルでの私の救世主でもある。
前回多大な迷惑をかけてしまっているので、今回は汚名挽回、いや名誉返上、
もとい汚名返上が出来たらと思っている。

そしてもう一人はトイ・ミュージシャンのイマイアキさん。
色々なコミュニティの中から繋がって、仲良くさせてもらっている女性の方。
彼女と私は同い年で、育ってきた地域や環境は違えど共感できるところも多く、何ともいえないフワリとした魅力を持っている方で、彼女を思い出したときにはいつも彼女の笑顔が浮かぶ。(HP参照)
今回アキさんは路上パフォーマンスの為にアコーディオンやトイ楽器をトランクに詰めてきており、彼女の音楽に合わせて人形を操る予定である。

さあいざ!この4人でいざ出発~!

今までの旅では、乗り継ぎ便にしか乗ったことがなかったのだが、
今回は大奮発して直行便にした。時間の節約。
航空会社はあの「エアフランス」である。
「えあふらんす」と口で行ってみるだけでほら何だか軽い感じがする。
エクレアとかラスクとかそんなような軽いお菓子が頭に浮かぶ。

飛行機代で予算の大半を使ってしまったので、小遣いは少ない。
以前パリで失ったお金より少ない。ああ悔やまれる・・
今回も(私だけだけど)ボンビー旅行である。

所持金円をユーロに換金して、
エアフランスのカウンターに行きチェックインをしようと思ったところ、
黒服の男性が突如やってきた。
「な、何者!?」
私はすかさず左手の薬指を見る。
「き、既婚者が何用か!?」

黒服の男性はおだやかに言う。
「イマイ様ですね」

はい、このメンバーにイマイさんがいますが・・
我々がキョトンとしていると、黒服の男性とイマイさんの間で何か会話がなされていた。そして黒服の既婚男性の計らいにより、4列シートでまばらだった私達の席は後方の二人並びで座れる席が用意された。

「イ、イマイ様~!!」

いや、たまたま席があったそうでね、たまたま知り合いの人がそうしてくれてね・・

いえいえ、分かっておりました。
以前から、いえ初めてお会いしたときからイマイ様に溢れる気品、気高さ、
只者ではないだろうと思っておりました。
「一緒に寝ててオナラしたらどうしよう~!」なんて言ってしまっていた自分をお許しください!所詮愚の民の申すことでございます!

イマイ様のおかげで並びで二人ずつ座れることになり、
機内食を2回くらい食べて映画を観たり寝たりお喋りしてるうち、
11時間のフライトの後、パリに到着したのである。

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イマイ様ありがとう~!!
(この後からは通常通りアキさんと呼ばせていただきます。お許しを☆)

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# by ayajijo | 2015-10-10 11:49 | 旅2015 | Comments(3)

自分の中に流れるフランスの血の有無を確かめるため、
私は旅立ちの三日前くらい前に「フランスよりまずはアマゾンだ!」っつって、
熱帯雨林の奥地でスーツケースを買った。

「何でもっと早くに買わないの!」
昔の血気盛んな頃の母だったらこう言って私を叱っただろう。
しかし、こういった日々を繰り返して来た私に母はもう悟っている。
「あらあら、あんただもの」byゆきこ(母)

スーツケース選びはなかなか難しい。
実際店頭で見て買えば簡単なのだが、店頭で買うより熱帯雨林で買う方が安い世の中になっているので、
熱帯雨林の中に浮かぶスーツケースのイメージだけで買わなくてはならない。
しかもスーツケースの大きさがリットルℓで書かれていたりするものだから、
その度に私はお風呂にビーカーで水を入れて60リットルはこの位か?と実験をしなけれならない。
でもまずビーカーがない。熱帯雨林でビーカーを先に買おう。
いやその前にお風呂の栓が壊れているのでそれを買うにはホームセンターか。
いや待てどうせ水を溜めるならついでにお風呂に入ろうか、その場合お湯で測らなければ。
ああでもそんなことしてたらぬるくなっちゃうな、
などなど私には考えなくてはならないことが多すぎて、
そんなこんなで出立の3日前に焦るという、まあいつものことである。

立つんだロジョー。
あしたのロジョー。
ロジョーがあたしを呼んでいる。
ロジョーの為にスーツケースを買うのだ。

今回フランスで路上パフォーマンスをやりたいので、スーツケースを舞台代わりにするため、高さと大きさとしっかりした鍵付きが鍵となる。
そして値段もポイント。絶対一万円以内。

混乱の中選んだスーツケースは、最終的には車輪で決めた。
以前石畳でスーツケースの足がもげてヘビー地獄を味わったことがあったので、
何より車輪をポイントに選んだのだった。日本製。

熱帯雨林からものの一日でやってきたスーツケースに、
3交代くらいの服とオシャレ服と靴(後日登場)
上に羽織る物や下着と洗面用具。お土産(後日登場)、
そして今回のメインとなる人形(ロジョー用)
これを詰めて完成である。

当日朝、バタバタ準備しながら同時に冷蔵庫に余っていたトリ肉を焼いていたところ、
ドタバタ音により一階に寝ているルームシェアの同居人くんを起こしてしまい「ちょっとうるさいよう!」と怒られつつも見送られ、
「トリ肉焼いといたから後で食べるんだよ~!」と言い残して出発した。

2、300mほど歩いて、おっとっと、最も大事な書類(後日登場)を忘れたことに気づき、
大事なものは「これは大事だから」と別枠で置いてしまうことでよく忘れたり無くしたりするよな、と思いつつ走って戻る。
この際も日本製車輪が本領を発揮し、私より速いんじゃないかという勢いでスーツケースを追いかけながら家に戻る。
また同居人くんに見つかると「いつ帰ってくるんだっけ?ぼくのソーダ勝手に飲んだでしょ?」とかなってややこしくなりそうなのでそっと。
既に駅で待っている親方夫婦から「大丈夫?間に合う?」と電話をもらい「ええ、ええ、余裕っす!」って言いながら間に合わないと思い、
最悪の選択、タクシーで行く。

数日前まではのんびりしていたのに、どうして当日こんなにバタバタするのかというと、
数日前までのんびりしていたからだろうな、ということに気づくのは、こうして振り返ってみてからのことである。

無事駅で親方夫婦に合流し、リムジンバスで京都駅から関西空港へ。
バスの中ではぐっすり眠り、関西空港で今回一緒に行くアキさん(音楽家の女性)とも合流し、
いざフランスに出発~!

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緑のが私の熱帯雨林産スーツケース。色がきれいね。


(長くなったので次に行きます。毎回出だしが長くなって頓挫する傾向があるよな・・)

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# by ayajijo | 2015-10-09 17:31 | 旅2015 | Comments(2)

まるでフランス人形みたい・・


ええ、ええ、分かってます。

言わずもがなってやつで、言わずとも分かってますがな。


見えますよね。フランス人形に。

スラリと細く伸びた手足、輝く天使の輪、丸く大きな瞳。

フランス人形に見えると言われれば否定はできません。


でもねこれ、日本人なんですよ。

青森と北海道のハーフではあるんですけどね、生粋の日本人なんです。


世界にも学校にも七つくらいは不思議があるらしいので、

フランス人形にもこんな不思議もあるのかなって。


そう言えば青森生まれの母は昔から女性のことを「ジョセフィン」と言ってましたわ。

まな板のことも「マナウィータ」と呼んでおりました。フランス語かしら。


ああ、やはりどこか私の中にフランスの血が流れているのかもしれませんわ。
根拠などありはしませんが、
このフランス人形のような、青き目の自分を見れば分かります。


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昭和の道産子フランス人形

では、2週間ほどフランスに、自分のルーツを探す旅に行ってきます!
(ほんとはただの旅行)

※旅行からはもう帰ってきちゃってるのですが、これから旅の思い出綴ります。

ボンジュールマカロン!


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# by ayajijo | 2015-09-17 00:00 | 旅2015 | Comments(4)

SUSHI

現在、一軒家を借りて共同生活をしている。

妹はよく私に言う。
「姉ちゃんは一人の方がいいんだって。」

ワ・・ワカッテマス、

でも、高いのだ。家賃が高いのだ。
一軒家なんて借りてしまったものだから、家賃が一人では高すぎるのだ。

だから共同生活。
生き抜くための共同生活。

昨年から何度か人が入れ替わったりしているが、
今は一人、青年(体は大人、心は小学三年生くらい)の男子と共同生活をしている。
日本人と韓国人のハーフなのだが、スウェーデン人の元で育てられたという男性で、
この一行だけで複雑な感じだが、家庭環境は更に複雑のようで、
私からはうまく話せないっていうか、そもそも彼の言語をうまく理解出来ていないので話せないって感じ。

その人とは一年くらい前からメールや手紙などで交流していたこともあり、
時々大ゲンカするものの、彼の持つ少年性(小三くらい)により、わりとさっぱりと仲直りし、家族みたいに気楽に暮らしている。
いい年齢の青年に「小三くらい」というのは大変に失礼なことだとは思うが、
彼の趣味は”ファミコンとゲームウォッチとビックリマンシールを集めること”だという。
先日は「ヤフーオークション」で欲しかったゲームウォッチが安く落札できた~!と、
室内を走り回って妙な踊りを踊っていたのだが、そのヤフオクを見てみると誰とも競り合ってなかった。
そんな感じなので、むしろ今時の小三くらいの子の方が大人びてるのではないか?と思ったりもしている。

さて、そんな小三氏と先日お寿司を食べに行った。
もちろん高級店ではない。くるくる廻る寿司だ。

「食べたいものがあったらこのタッチパネルで注文するんだよ。」
と、私は流暢な身振り手振りで伝える。
その日はどうもプリンやケーキばかりが流れてくるので、
私は自分の食べたいものを注文し、向かいに座る小三氏に「君も注文するかね?」と目で聞いてみたが、首を横に振る。
時々流れてくるものは取って食べているが、
食べたいものがあっても注文しようとしない。

私はその理由を流暢な英語で尋ねてみる。
「ホワイ?」

彼は言う。
これは”楽しむもの”なのだ、と。
食べたいものをレーンの遠くで発見したら、さてそれが自分のところまで流れてくるか、
はたまた何処かで誰かに取られるのか、それをドキドキしながら待つのが楽しいのだ。
安易に注文してしまっては、来るのは当然。
それではこの回転の楽しみを味わえない!
僕は注文せずに、この流れに身を任せるのだ!!
(おそらくこのようなことを言っていた)

先日ラジオでお笑い芸人の誰かが、
「回転寿司は入ったらすぐ食べられる。待たなくていい。」
と言っていて、ああそうか、回転寿司は腹ぺこな人にぴったりだなぁと、思ってお寿司が食べたくなったのだが、
なるほど少三氏、そんな楽しみ方があったか。
と思いつつも私は普通に注文し、
小三氏は「あ~!とうとういくらが来た~!誰も取るなよ~!うお~!」と他の客を遠巻きに威嚇していた。

最終的には思うものがほとんど廻ってこないので、
私が強制的に注文し、満腹満足して店を出た。

帰り道小三氏はゲームセンターを覗いて帰ると言い、
私は本屋を覗いて帰るといい、別々に同じ家に帰った。


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# by ayajijo | 2015-08-15 23:14 | 日々 | Comments(5)