2012年 10月 30日
となりの人間国宝さん
それは何と・・「円広志さん」!!
関西テレビ『よ~いドン!』の人気コーナー「となりの人間国宝さん」の取材でした。
そして親方が、となりの人間国宝に選ばれました~☆
その放送が明日【10月31日(水)】に放送されます。
朝9:55~11:20の『よ~いドン!』です。
ぜひぜひお時間ある方は観て下さい~!
私は親方のお弟子さんと言うことでインタビュー受けました。
「あんた年齢は?」
「結婚してへんのかいな。」
「なんや、恋人もいてへんのかいな。」
「そんならアピールしとき!」
ってんで、テレビを通してアピールさせてもらっちゃいました♪
ありがとう!円広志さん☆
(人形劇とは関係ないけど・・)
もしカットされていなければ、
私の熱いメッセージが関西エリアと男性の心に伝わり、
放送以降、私へのアプローチ合戦が繰り広げられるという予想(主に妄想)をしておりますので、
一応先着順とさせていただきます。
デートのご予約はお早めに☆
(あ・・でも平日のこの時間にテレビ観られる男性って・・?)
それはさておき、
円さんの軽快な話術、親方と円さんと人形の絡み、あとりえミノムシの魅力などなど、
面白さ楽しさいっぱいに伝わるんじゃないかなって思います。
私は仕事で観られなくて、めちゃんこ残念ですが、
皆さんぜひぜひ観て下さい!
2012年 10月 29日
さよならアパート

引っ越しの意味を、ふと考えてて、
もちろん広くなるとか家賃のこととかあるけれど、
雑念に覆われすぎて色々忘れてたなって思った。
人生は一長一短で、
上の引き出し閉めたら下の引き出しが開いたりして、
中に詰まってるものがそんなに大事かというとそうでもなくて、
そんなものなら捨てたいなって思った。
こうして見たら、6畳って広いんだな。
さよならアパート。
どうもありがとうございました☆
2012年 10月 05日
イタリア旅行記18~ワークショップ②~
すっ飛ばしてこう!
大まかに省略って意味でも飛ばしてこう!
<旅行記18>
朝8時頃起きて、ホステルの朝食を食べて、
2kmの距離をのんびり歩く。
朝は10時から始まる劇団ジョコビータの稽古場でのワークショップ。
ドキドキ、ワークショップ二日目です☆
白い布に囲まれて、そこに自分たちの影を映す。
人の影とも関わったりしながら、今日も影で遊ぶ。
「昨日の影と今日の影は違う?」
その質問から、自分の感じたことを紙に書いて壁に貼る。

みんなでカタツムリを作ってみたり・・
2人ペアで遊んだり・・

その後、真ん中に白い布が張られて、
二手に分かれて互いに影を映したり、影を重ねたり、
そして、幕を挟んで2手にグループで分かれて即興の作品を作る。
10分で2作品。
それぞれにテーマが与えられ、
お互いのグループが何のテーマで作ったかを見て、当ててもらうというもの。
・・私はここで、実に感動する体験をした。
日本人3人含む私たちのグループは、
「サーカス」「魔法の森」というテーマを与えられた。
まずはサーカス!
時間は限られている。
会場のものは何を使ってもいいと言う。
稽古はなし。イメージが完成体になるのは、本番のみだと言う。
皆がそれぞれに空中ブランコを作ったり、スカーフを使ったり、
私は何とか皆が何を喋ってるのか聞いてるっていうか眺めてるっていうか、
それのみに必死・・。
「じゃ、アヤコ(宇宙人のこと)にピエロをやってもらおう!」
ってMさんが訳して伝えてくれて、私の鼻に紙を丸めたものが貼り付けられる。
(役が来た!)
他にも猛獣遣いがいたり、ジャグラーがいたり、何だか楽しくなりそうだ~☆
・・なんて作ったり遊んだりしていたら10分なんてあっという間!
「あと1分で本番~!」みたいなことになって、
「やばい・・魔法の森・・何もやってない・・」って皆でなって、
急いで決まったあらすじ。
―魔法の森にウサギが迷い込んできて、少女に変わる―
「よし!これで行こう!」
「私たち、木をやるから、ウサギはアヤコにやってもらおう。」
「後はアヤコに託そう!」
「アヤコ任せた~!」
ってなって、私の頭に耳がついた。
(役が来た!)
そしてぶっつけ本番。
相手グループとこちらグループとでそれぞれ見合う。
もう全力で即興!この時に懸ける!
そして、ピエロはぴょんぴょん踊り、
魔法の森でウサギは少女になった。
幕の向こうから見ていないので、どう見えたかは分からないけど、
私はすごくすごく感動していた。
言葉が話せなくて、皆が何をしているのかも雰囲気を見るしか出来てなかったけど、
昨日今日と身体使っての即興での遊びとか見てくれた上で、
私に託してくれたのだ。
私にもやれることがあった!
言葉じゃなく繋がれた!って思った。
発表のとき、不思議と緊張はなくてとにかくワクワクして、
身体が軽かった。
そしてちょっと泣きそうになった。
この後も何回も思うんだけど、
来てよかったな~。
来れてよかったな~。
皆さんありがとう~って気持ちがこみ上げた。
そんで、
この後も何回も思うんだけど、
汗いっぱいかいて遊んだ後は、やっぱこれだよね☆

ちゃんと「あとりえミノムシ」宣伝したよ。
このペースで書いてると終わらないから、
本当に飛ばしてこ・・
旅行記19につづく・・
2012年 10月 04日
イタリア旅行記17~ワークショップ①~
写真を主にして、高速更新中!
<旅行記17>
ワークショップ一日目☆
自己紹介の後、
「影とは何か!?」と言う話はなく、
フラットなところで、
とにかく身体を使って影で遊ぶ。
言葉を使わず、ひたすら遊ぶ。

遊ぶのは宇宙人にも出来ること。
影をマスキングテープで象ってみたり、そこに当てはまってみたり。

みんなヘロヘロになるまで遊んだ。
18時にワークショップは終わり、
その後3週間に渡って宿泊する、ホステルに向かう。
ワークショップ会場から2kmほど離れた場所にそれはある。
ホステルにはワークショップ参加の人が何人かいて、
男性3人、女性4人で2部屋に分かれていた。
女性同室のメンバーは、
・日本人のMさん
・フランス人
・フィンランド人
・宇宙人の私
おおおおお、ルームシェア☆
共同生活☆
共同生活とか、ちょっと自信ないけど、
これから3週間も私・・大丈夫かしら・・
いや、共同生活よりイタリア生活、大丈夫かしら・・
って今さら考えたって遅いもんね。
もうなるようにしかならないし、何事も体験体験☆
ここでの共通語は英語。
女性みんな、母国語がそれぞれにありながら、
英語がすばらしい!
何の躊躇も戸惑いもなく、英語がスラスラと出てくる。
翻訳できるコンニャクとか食べてんの?ってくらい。
私は皆の会話が分からないので、
何を話しているのかを聞き取ろうとしてみる・・も・・無理。
でも皆が色々私のことも聞いてくれたり、
それをMさんが訳してくれたりして、
同室ながらも時差あって笑ったりした。
何か、いい場所。
いい人たち。
私いま、世界にいるんだな~、としみじみ思って、
まだちょっと信じられない気持ちで、
小学生ぶりの2段ベッドで眠った。
2012年 10月 03日
秋の蚊
子孫を残すため、最後の力を振り絞っているのか。
夏の蚊とは何かが違う。
血を吸うのはメスの蚊だけだと聞いた。
オスは血を吸わないのだそうだ。
私が散々叩いてきた蚊はメスの蚊だったろうが、
時々紛れてオスも叩き潰したに違いない。申し訳ない。
メスの蚊は獰猛に寄ってくる。
「お腹の子のためにはね、血が必要なの・・」
と上目遣いの潤んだ目で近寄ってくるのだ。
「口座にも振り込んでくれない?」
毎日毎日、外に出れば蚊に刺される。
室内でも刺される。
庭の草むしりなどしようものなら大群で押し寄せてくる。
叩いてもキリがない。ほんの一瞬の隙で刺してくる。
場所も選ばない。尻まで狙う。
何故だ、予防スプレーをしているのに・・。
目にも留まらぬ速さで動いているのに・・。
ああああ!かゆいかゆいかゆいかゆいかゆい
かゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいゆかいゆかい・・
ありり、ゆかいになってきたね!ヒヒヒヒ
なんて、一文字変えたってゆかいになんかならなくて、ただかゆい。
血ならあげるから、かゆい液とか入れるのやめてほしい。
毎週蚊曜日は10%増量で吸ってもいいから、かゆい液を入れないでほしい。
ギブアンドテイクいらない。
かゆいかゆいかゆいかゆい・・
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病室。
私の大好きな人は去ってしまった。
そこにはさっきまで息をしていたあなたがいる。
蚊が一匹飛んでいた。
血をたらふく吸って重そうな身体で。
パン!
私は容赦なく叩き潰した。
手には潰れた蚊と赤い血。
「誰の血・・?」
ふと見ると、あなたの腕は蚊に刺されてぷっくりしていた。
この血はあなたの血だ。
あなたの血が温かいままで、この蚊の中にいたのか。
私は手についた血をただ見つめた。
手についた血は、冷たいのか温かいのか分からなかった。
私は蚊の、抜けた足と潰れた体を払って、手を舐めた。
不味い鉄っぽい味がして、何か泣けてきた。
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ふとそんな想像をしていると、
一匹の蚊がぷんと飛んでいる。
私は容赦なく叩き潰す。
手には潰れた蚊と赤い血。
私の腕がぷっくりしている。
かゆい。
2012年 10月 01日
イタリア旅行記16~宇宙人現るの巻~
少し重なった後、リーンリーンに変わった。
秋ですね。
<旅行記16>
いよいよ始まりました、ワークショップ☆

世界から集まった17名の勇者たち!
これから我ら、力を合わせて世界の平和を守るため、影の世界と対峙するのだ!
あ、その前にみんなでお昼ご飯を食べに行くよ。
話を聞くと、
(正確には知人女性<以後Mさん>が訳してくれた話を聞くと)
劇団の人だと思ってた人たちみんな参加者だった。
みんな楽しそうにいっぱい喋ってるけど、正直全然分からない。
英語だということはかろうじて分かる。
Mさんに訳してもらってやっと分かって、
時差あってうなづいたりする。
・・私、大丈夫か・・?
Mさんがいないとここはまるで宇宙。
ってか私が宇宙人。
もはや日本人であることさえ忘れかけたその時、
目の前に新たな日本人登場!
オオ!
少し遅れてやってきた同じくワークショップ参加者の日本人男性!
こんにちは、はじめまして、あなたは宇宙人ですか、
私は宇宙から来ました、指と指で交信しませんか、
って指を出してみたら、
「Buongiorno~!」
・・宇宙人の仲間かと思ったら、
何とその人、イタリア語がペラペーラ!
すごい…
イタリア語がペラペラの日本人男性と、
英語がペラペラの日本人女性と、
日本語がペラッとした、私宇宙人。
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そんで午後からいよいよワークショップ開始でまずは自己紹介!
この時の為に、行きの飛行機でちょっと寝ないで考えた挨拶文を読む。
私が皆に伝えたいこと!
それは!
とにかくとにかく!
英語が話せないということ!
「日本(ほんとは宇宙)から来ました!英語はほんのちょっとちょっとちょっとしか話せません(ほんとはちょっとも)。
でも頑張ります☆(これだけはほんと) よろぴくね☆」
みたいなことを言った。(と思う)
皆はそれぞれの思いや何かしらのことを言っていた。
私はそれをただ眺めテイタ・・ピポ・・
ウツクシイホシ・・チキュウ・・
ミンナ・・トモダチ・・

旅行記17につづく・・